鉄道車両を主に、航空機、産業用機械、建設用機械などの製造を行っています。竹内鉄工は、あらゆる金属加工をとおして社会に貢献するものづくり企業です。日本全国や海外を走る電車の台車には、私たちがつくった重要部品が搭載されています。竹内鉄工は、1915年、播州織機の修理などを手がける鍛冶屋として創業。その技術の研鑽が大手メーカーに認められ、電車や新幹線の部品を中心に、航空機部品、プラント設備部品、特殊用途部品などの金属加工を手掛けるまでに成長を遂げました。日本には、海外では量産することができない、日本でしかつくれないモノがあります。特に鉄道のブレーキ関連部品は、高い品質と信頼性が求められ、国内でも数社のみ、あるいは当社でしかつくれない部品があるのです。その証として、全国のJR貨物列車のあるブレーキ部品は100%当社で受注し、年間6,000個を製造。また、通勤電車のディスクブレーキは、年間2,000個を製造しています。2018年には、経済産業省の「地域未来牽引企業」に選定され、新工場の増築を完了。溶接の現場ではIoT化にも対応しています。グローバル化、IT化が進む時代に、日本になくてはならない「ものづくり企業」として、私たちはこれからも成長発展を続けます。
基礎を理解し、自分自身の経験を積み重ねることで、確かな技術を身につけていくことを目指します。
弊社は、先々代社長より技術を売り物に鍛冶屋の時代から、金属加工を生業にしてまいりました。つい最近の話ですが、先々代社長を尋ねて隣町から老人が見えられ、言われるのに、戦争前(昭和2~3年頃)に、土蔵を建てたのだが、その土蔵の錠前を先々代社長が手作りしたとのことで、同じ物を製作してほしいとの事でした。 又、その方が言われるのに、先々代社長は、当時多くの近隣の錠前製作を、手がけたようで、高い信頼を得ていたようです。もちろん、錠前は金物屋さんで購入されるようにお勧めしましたが、弊社は今日も、金属加工に対する熱い情熱を持ち、時代が必要とする、信頼の高い製品を短納期、ローコストで供給することを目指して全力を尽くしております。錠前は、人の財産を守る重要な製品です。現在弊社の製作しております車両部品、プラント部品、特殊船舶部品もまた、現代社会の根幹を支え、人命を預かるより重要な製品であると言えます。この様に、昔から現在に至るまで、社会の皆様からの大きな期待と信頼を会社の誇りとして物造りに誠意邁進してまいります。
大正4年、現代表者 竹内俊行の祖父竹内喜太郎が野鍛冶を開始、昭和28年頃まで、地場産業の織機の改良及び、修理部品の製作をする。その間、織機関係の実用新案を2件取得する。昭和28年4月、資本金40万円で有限会社竹内製作所を設立、代表取締役社長に竹内喜太郎就任。8尺旋盤2台、12尺旋盤1台等を購入しテ-ブルロ-ラ-等の旋盤加工を始める。